金峰山~イグルー山行
目 的:イグルー山行
会 名:御坂山岳会
山 域:奥秩父 金峰山
日 程:平成27年3月21日~22日
メンバー:金丸祐司、息子2名
記 録:
2月19日にエルクでイグルーに関する講演会があった。講師はNHKの米山カメラマン。イグルーは雪が浅くても作れること、天井崩落や酸欠の心配がないことなどの利点があることが紹介された。早速、イグルー山行を試みた。
21日(晴れ)みずがき山荘駐車場10時出発。11時富士見平小屋着。雪は50㎝程度。雪が少ないのでさらに上を目指す。大日小屋でアイゼン装着。息子達にとっては初アイゼンとなる。大日岩の稜線に13時30分。イグルー適地を探すと5分ほどで平らな適地を見つけた。
14時、イグルー作成開始。道具は角スコップ、剣スコップ、鋸。雪は表面がウインドクラストした深さ1m程度。
マニュアルどおり雪に直径1.5mの円を描きよく踏みつける。踏んだ雪を30×30×50㎝に切り出す。

これを2段積み重ねる。

その後、ウインドクラストした雪を20×5×50㎝に鋸で薄く切り出す。

その雪ブロックで必死に穴を閉じていく。

なんとか1時間で天井穴が埋まった。3人用テント程度のスペースだ。たぶん雪がウインドクラストしていなければ出来なかったと思われる。

15時、荷物用にもう一つ作成開始。

慣れてきたので連結穴を含め1時間で完成。

その後1時間かけて中を拡張し、一段落。

22日(晴れ)金峰山に登った後、12時30分、折角作ったイグルーをあとにした。
次回、もっと大きいイグルーにチャレンジしたい。