関東ブロック大会 報告 少年女子
種目 少年女子
監督 石原 佳典
選手 花田 莉奈・小池 由加里
日程 平成25年7月20-21日
場所 神奈川県立体育センター(特設ウォール)
上記日程にて平成25年度国民体育大会関東ブロック大会が開催されました。
結果について以下のとおり報告します。
平成25年度の山梨の少年男子チームは花田・小池両選手が出場しました。
二人とも高校2年生で、今回関東ブロック大会は、初出場でした。
前日に最終調整をするために、淵野辺のクライミングジム・ストーンマジックにて、ボルダリング競技のシミュレーション練習やリードの練習をして、夕方に宿舎である、藤沢市の湘南台のホテルにチェックイン、食事を済ませ、軽くミーティングをして、就寝しました。
翌日(大会初日)は6時半に朝食を食べて、準備をすませて出発しました。神奈川岳連の案内では、会場では駐車場の確保ができないため、電車利用での来場を推奨していたので、ホテルから電車で移動しました。
初日はリード競技、出場の順番は3番目でした。リード時の監督の立ち位置について、審判団で統一が取れていなかったようで、監督の私は出場が終わった選手、監督の席に誘導されてしまいました。そこからは、出だしの登りが見えず、1番点手の花田選手の登りはじめを確認できませんでした。
途中で、神奈川の山本さんが気がついて、私に壁の正面に置かれた監督席と書かれた椅子に行くように言ってくれたので、その椅子に座っていたら、今度は、リード審判に監督はそこにいていけないと言われました。すったもんだの末、その席での観戦で落ち着きました。そのあと、神奈川の監督は、観客エリアに出されるなど、ちぐはぐな対応が目につきました。リードの場合は、選手に監督から指示できないので、選手の競技上の不利になるような問題ではありませんが、ベテランの多い審判団にしては、いただけない対応でした。
肝心の選手の結果ですが、初日ということもあり、花田選手は緊張気味で少し動きが固かったようです。普段の実力ならば、しっかり確認して、保持できるホールドをつかむ際にミスをして、フォールしてしまいました。そこをクリアしていたなら、2位集団が団子になった高度まで行けそうだっただけに残念でしたが、関東の中で2位集団に十分に食い込める実力はあると確認もできました。
リード経験が浅い小池選手でしたが、オブザベの後に最低目標としていた位置よりも、登ってくれました。初めてのリード競技が関東ブロック大会という中で、頑張ってくれました。
大会2日目、ボルダリング競技で、4番目の出場でした。会場に到着してすぐにアイソレーションルームに入り、オブザベして、少ししたら、9時30分には競技開始となり、あっという間に出場という感じでした。
結果は、チームで完登2個となり、7チーム中6位という結果に終わりました。成績としては、残念な結果でしたが、出場した選手にとっては良い経験になったのではないかと思います。しかも、短い強化期間にも関わらず、選手達が、できることに精一杯取り組んだことは、決して無駄にはならないでしょう。
選手選考、強化、指導体制等については、沢山の課題が明らかになりましたので、岳連内で共有して、改善を計って行きたいと思います。
最後に、選手の保護者、応援に来ていただいた方々、選手強化に協力していただいた方々に、お礼申し上げます。ありがとうございました。