関東地区スポーツクライミング競技会参加報告

201年11月13日(日)、埼玉県加須市体育館で関東地区スポーツクライミング競技会が開催されました。
山梨県からは、村松久徳先生の引率で少年種別の5名が出場しました。

関東大会は関東地区8県の持ち回りで開催される大会で、来年は山梨がその担当ということもあり、
私と渡辺(真)委員長、小宮山理事長も視察を兼ねて、応援に行きました。

全62名(男子38名、女子24名)の参加があった中で成年種別の選手はおそらく1名だけ。
少年大会の色合いが濃くなっているのは近年の傾向どおりでした。
小学生選手も多く、各県少年選手の発掘育成が進んでいることが伺い知れました。

予選は選手を2グループに分けて、2本のルートをフラッシング形式でトライし
高度合計で競う方式でしたが、4面ある加須の施設では有効な手法としても、
来年小瀬で行うことが可能かどうか検討する必要があります。

設備面以外でも、埼玉県岳連はマンパワーに余裕があるので役員は40人体制。
各ポジションの分業もしっかりしていましたが、山梨で同じようなことは現状難しいでしょう。

専門技能が必要なスタッフの要員配置から考え、足らない部分を洗い出してみる必要があります。
いずれ実行委員会を組織して、具体的に検討することになると思いますので、
今後皆さんには色々とご協力をお願いすることになると思います。どうかよろしくお願いいたします。


他、競技成績についてですが、山梨県選手は予選で敗退という結果ではありましたが、
選手によっては自身でも思いがけず高度を伸ばしたりして、喜んでいるところを目にしました。

結果は敗退だとしても自分の可能性に気がついて今後の励みになれば、
参加した意義はより大きなものになると思います。

来年の山梨大会で成長の証を見せてもらえるよう、練習を積んでもらいたいと思います。
また、この大会までの指導もしていただいた村松先生、お疲れさまでした。


【成績】

女子
花田莉奈(須玉中3) 10位

男子
中島雄士(韮崎高1) 30位
網野圭(甲府東高1) 33位
原才輝(韮崎工高2) 35位
佐々木雅史(甲府東高1)38位

記・山森強化主任コーチ