平成23年度積雪期山岳レスキュー講習会 遭難対策委員会

報告<平成23年度積雪期山岳レスキュー講習会>

期日:平成24年1月27日(金)~29日(日)
会場:群馬県  土合山の家
参加者:近藤(講師)・安藤・亀田・中澤

安藤・亀田・中澤の3名はクラス1-2(雪質の弱層テスト、アンカーの作り方、引上げ及び引下し、スノーマウント、アバランチレシーバーによる捜索及び掘り起し、搬送)を受講しました。
山梨を出発し4時間弱で土合山の家に到着、周辺はすでにかなりの積雪で雪も降っていました。

2日目

2日目、雪が降っています。まず屋内にてシート搬送の手順を習う。





続いて、屋外に出て、

■弱層テストを行う


■雪面でのアンカーの作り方(枝、立木を利用、土嚢袋を利用、雪面上の枝を利用)

■スタンディングアックスビレイによる確保
■要救助者をカウンターウエイト、2分の1又は3分の1システムによる引上げ、引き下し

■アバランチレシーバーによる捜索

  • まず斜面に雪崩を想定し、発生区、流路、堆積区を設定する
  • 発生区より斜面を駆け下り、ビーコン、プローブで捜索しスコップで掘り出す訓練を繰り返す

3日目

3日目は午前中だけの講習となります屋外にて雪の降りしきる中、前日につつき、ビーコン、プローブ、スコップを使い雪崩に巻き込まれた要救助者の救助の講習そして最後の閉講式は受講者代表が西内遭難対策委員長より受講終了証明書の授与。

大変有意義な講習会で受講して良かったと感じています。また説明不足で報告にない講習も受けていますが、3名の受講者に代わり以上で報告とします。

遭難対策委員長:中澤