国体選手強化事業 実施報告【競技力強化特別講習 第二回】 (競技委員会)

日時   25
場所   城ヶ崎 シーサイドサンセットエリア
講師   飯山健治
参加者  7

当日は朝9時半に伊豆高原駅集合、八幡の港の駐車場に車を置き早速シーサイドへ向かう。シーサイドへの取り付きは懸垂下降で降りる必要があり、懸垂下降が初めての人もいたが無事通過した。初めての人には良い経験になったと思う。

岩場ではそれぞれのレベルに応じて早速登り始める事にし、慣れない人はトップロープでの練習から始める。

最初はシーサイドの長さや岩の形状に苦労していた参加者もだんだん慣れてきて、積極的にトライを続ける。


トップロープで慣れた人はリードに挑戦するなど、確実にレベルアップ(精神的、技術的)が図られた。登ったルートはフェイスの5.10から5.12まで、それぞれのレベルに合ったルートでの練習と、一部の参加者はクラックのジャミング技術の習得をした参加者もいるなど、幅広い講習内容でした。特に韮崎高校1年生若手の中島君は合計7本(5.10dをRP)登るなど、ガッツある登りを見せ、帰りの車の中では爆睡でした。


講習は日が暮れるまで続き、帰りの登り返しはヘッドライトが必要なほどでした。

今回の講習では、普段外岩に行かない人にも外岩に慣れてもらい、技術的、精神的に強くなる事が目的で行われたが、参加者は普段では経験することが少ない外岩での講習会により一回り成長したのではないかと思う。


今回諸事情により参加者がやや少なかったが、次回以降の講習は多数の参加により、選手はもとより指導者を含めた山梨岳連全体のレベルアップが図られれば良いと思いました。