山梨県高等学校体育連盟登山専門部

名称 山梨県高等学校体育連盟登山専門部  
設立 昭和33年4月
代表者 小林稔
会員数 男:00名 女:00名 計:
活動内容  
集会日時  
会の紹介
高校生に夢と感動を ──高体連登山専門部の歩みと現状──
昭和32年4月高体連登山専門部が発足し、この年の6月には八ケ岳において山梨県高校総合体育大会登山大会が開催されました。この時の加盟校数は定かではありませんが、翌33年の大会には16校が参加しています。当時の県内高校数から考えると8~9割の高校に山岳部があったものと推測できます。以後41年間、高校登山の普及と安全登山の推進、そして苦しさ厳しさの中に感動と希望を生む登山活動を目指して活動を推し進めてきました。前述のように高体連登山部の目標は「普及」「安全登山」といった教育活動の一環としてのものであり、この点が山梨岳連加盟の各山岳会と大きく違うところです。発足当時は各学校毎に山梨岳連に加盟していましたが、組織的に山梨岳連から指導を受けるべく昭和39年に一括加盟することになりました。発足後の20年間は組織は順調に発展し、加盟高校数、山岳部員数も増加し、昭和40年代にピークを迎えることになりました。昭和50年代以後は高揚期と停滞期を繰り返しながら現在に至っています。この間、関東高校登山大会を6回、全国高校登山大会を2回主管しました。また、顧問の力量向上を目指して、昭和54年にインドヒマラヤ「コラホイ峰」、平成10年にモンゴルアルタイ山脈「ハルヒラー山」に遠征し登頂に成功しました。
<活動>
高体連は各高校山岳部の連合体です。したがって登山活動は各高校が独自に行なっています。と同時に、前述の目的達成と高校生の交流を図る目的で高体連として以下の行事を実施しています。            
[各種大会][研修会]県総体登山大会
クライミング研修会    12月中旬
1,2年生大会 9月上旬 1泊2日
天気図、読図研修会    2月中旬
新人大会    10月下旬 1泊2日
顧問研修会(沢登り)   8月上旬
顧問研修会(冬山)    2月上旬 
<今後の課題>
高校山岳部の将来について一抹の不安があります。それは、加盟校の減少です。昭和45年には男子20校、女子12校が加盟していました。この年をピークに年を追う毎に減少し、平成10年には男子15校、女子4校となっています。山岳部員の減少も深刻です。各校の山 岳部顧問は部員の確保のために必死に努力している訳ですが、成果は悲惨なものです。1名でも確保できれば大成功?2桁上の部員がいる山岳部など貴重な存在です。これは全国的な傾向であり、原因については様々議論があるわけですが、ではどうすればよいのか?適当な特効薬は見つかりませんが、明るい話題もあります。山梨高校と甲府城西高校に新しく山岳部が生まれたこと、そしていつも20名以上の部員を抱え生き盛んに活動している学校があることです。これらの学校の顧問、生徒は生き生きと登山を楽しんでいます。ここに未来への明るい希望を見いだすことができます。若者には未知なるものへの好奇心、冒険心、そして感動することへの渇望があるはずです。これに応えるには「山」は最高のフィールドです。「高校生に夢と感動を」を胸に努力を続けるならば、未来は開けるものと確信します。
会員募集  
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