初級ロープワーク講習会実施報告 2013

6月16日の日曜日に小瀬クライミング場において25名(学生、会員、一般)の参加者を迎えて、9時から12時まで、登山の途中での岩場又は崩壊斜面のトラバースの通過や急斜面での直上や斜上する場合に補助ロープとスリング、カラビナ等を使って確実に行動できるようになる事を目的として行いました。

朝は雨もぱらつきましたが、外のクライミングボードや階段などを使ってそれぞれのシーンを想定しながら、深沢、安藤、小野、川村の4名に手伝いして頂き、3班に分けて、スリングでチェストハーネスの作り方を覚えトラバースでのロープの固定の仕方や通過方法、急斜面を直上でのロープの途中へ輪の作り方、フリクションノットの使い方、ロープの結び学びまた、安全環付カラビナを使っての下降また確保の方法を覚えて練習しました。

普段の山行でも補助ロープ(10メートル)とスリング(60×2、120×1)、カラビナ(安全環付×1、ノーマル×2)を携行し練習して、この講習会で学んだロープワークをいざというとき確実に行なえるようしてほしいと思います。


遭難対策委員長:中澤弘雄