平成29年 実践登山教室 報告

 本年も一般登山者を対象とした登山教室を開催しました。今年は岳連ホームページと県で発行した「やまなしで過ごす山の日」のパンフレット,及びエルクでのチラシ配布で募集しました。申し込みは、全く初めての方から少々の経験者まで、38歳から66歳とバラエティーに富んだ5名の参加でした。

 9月10日に小瀬武道館にて、机上学習会を開催。今年も日山協のテキストを使い、5人の講師がそれぞれの科目を担当しました。講義を分担する事によって各自の勉強にもなり、また深い内容をそれぞれに用意したので予定より一時間あまり超過してしまいました。いつものことですが、一日で終了するのには中身が多いのでしっかりテキストを読むようにとして終了しました。

 9月24日、櫛形山での実践登山

 エルク集合6時――7時林道展望台――9時アヤメ平――櫛形山11時30分―(同道)――展望台14時30分

いつものように靴の紐の締め方から講習。ガスっぽい中ゆっくりペースでの歩き方、ペース配分、フラットフィッティングなど説明しながら歩く。脈拍と、主観的きつさの感じを確認しつつ2時間でアヤメ平へ到着。フェンスの内と外の違いに、一同びっくりしていた。ここで持ち物のチェックと荷造りの仕方などの講習をする。コースタイムどうりに来ているので櫛形山まで行くことにする。原生林の中、沢山のサルオガセに驚きながら頂上へ。晴れると思っていたが結局ガスの中で展望なし。又登ってくださいと言って下ることに。初登山の方にとっては、7時間の行動はきつかったようで、最後に膝が笑ってしまい辛い下山になってしまった。

教室で7時間半の行動は、少々長いかもしれない。反省点でしょうか。参加者の中には、メープルクラブへの加盟を希望している方もあり、開催意義はありそうです。